Main menu:

サイト内検索

新着記事

カテゴリ

2010年 3月
« 2月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

アーカイブ

新計画スタート記念シンポジウム「ともに創る千葉に向けて」開催

NPO自らが計画の果実を取りに行く! 動かなければ何も変わらない!

去る4月18日(土)に開催された「NPOの“輪” “和” “話”」(会場:千葉市ビジネス支援センター)の中で、「千葉県NPO活動推進計画~思いをちからに、ちからをうねりに~」(2009~11年度)がスタートすることを記念したシンポジウムがありました。当法人の理事である犬塚がパネルディスカッションのコーディネーターを務めました。パネリストは、小熊浩典さん(NPO法人こぱてぃ-子ども参画イニシアティブ)、牧野昌子さん(NPO法人ちば市民活動・市民事業サポートクラブ)、神子和夫さん(県NPO活動推進課)。

sympo090418

NPO関係者70人近くが集まったシンポジウムでは、はじめに同計画の概要を15分間、パワーポイントを用いて説明。説明者は計画づくりワーキンググループ長の國生さん(NPO法人たすけあいの会ふきのとう)。次いでパネルディスカッションを始めました。


計画づくりの中で、よりよい地域社会の創り方、担い手としてのNPOのあり方についての議論を行い、そのメッセージを5つの視点に整理して計画書へ記載しています。パネルディスカッションでは、その中から焦点を絞って、「NPOだからこそ、自ら掲げた使命を常に振り返りながら活動しよう。継続して地域づくりに取り組むために、団体としての力を養おう。」「市民からの理解と共感が得られる活動を生み出し、市民の支援や参加を呼び起こそう。」を取り上げ、そこから計画についての議論を起こしました。

■「同じような事業をしている団体でも、いろいろな形態・やり方があるのがNPOのおもしろさ。他のNPOの例を参考にしていきたい。計画には『千葉県NPO会議』があるので、仕組みづくりから始められたらいいかなと思っている。」(牧野さん)
「他のNPOからの参考例としては、この春に西千葉のTRYWARPと松戸の聖徳大学と3者で授業をやった。毎回のレポートとグループワークづくりが役立った。計画の中のプログラムを読み込むことが、自分たちの問題を解決するためにも効果があると感じる。」(小熊さん)
「支援とはNPOのやりたいことを行政が応援する関係。協働とは対等な関係の下で役割分担し、NPOの目的・行政の目的をともに実現する関係。アウトソーシングとは行政がやりたいことを決めて依頼する関係。委託先はNPOに限らないのが通例。基本は、NPOは行政のためにあるのではないということを戒めにし、どの関係に当たるかを意識しながら事業を進めたい。」(神子さん)

■市民の理解と支援をどう呼び込むかについては、
「おもしろい企画を発信したり、各参加者の持っているスキルをうまく見つけ、できることを依頼するなど、コーディネートしていくことが必要になってくる。」(小熊さん)
「正しい理解がないと共感までは結びつかない。基本的な情報をどのように発信しているかが大事なのではないか。社会にいいことしていると独りよがりなのが私たちの最大の弱点。相手の立場を考えた上で、NPOと連携していくとこういうことができる、ということを見せていくことが大事。」(牧野さん)
「市民の支援や参加を呼び起こす、様々な人の関わりがポイントになると考える。行政がお金を出すのをやめたら活動がストップするのでは困る。民と民の関係を強くするのが一番ではないかと考え『民が民を支える地域資源循環システム』に力を入れている。」(神子さん)

■計画への思いについて、
「外から自分たちの活動を批判的に見ることができるかということが大事になってくる。」(小熊さん)
「計画に書かれていることを使いこなしていきたい、参加をしていきたい。」(牧野さん)
「『NPO活動を貢献している』を70%に持っていく目標があるが、行政だけでできる問題ではない。県民の皆さんとともに取り組んでいきたい。」(神子さん)
と、それぞれ語って貰い、パネルディスカッションは終了しました。

正味70分の短い時間でのパネルディスカッションで、一つひとつの意見を掘り下げるところまで到達しきれませんでしたが、新計画の3ヶ年の間、NPOは計画を活用しきる貪欲さを以て動くことが計画の果実を取りに行くことだと、議論しながら感じた次第です。