基本情報
明治時代・大正時代
明治時代
●明治時代に入ると、旧水戸街道は国道になり補修・整備され、馬車・荷馬車などが往来し、交通量も増えていきました。江戸川の水運も盛んで、納屋河岸(なやがし)には多くの船が米や麦・酒・木炭などを集積し、松戸は交通の要衝として発展を続けました。
●また、東葛飾郡役所も松戸に置かれ、東葛地方の中心都市でもありました。
●明治22年に町村制が施行され、松戸市域には松戸町・明(あきら)村・八柱(やばしら)村・馬橋(まばし)村・高木村・小金町が誕生しました。
●明治29年には土浦-田端間の鉄道が開通、明治44年には松戸-金町間に橋が架けられ、人々の生活にも大きな影響を与えました。
●明治43年には、松戸郵便局に電話が設置され、翌年から小金町・流山町・市川町など近隣の町と通話ができるようになりました。
●また、明治44年には、松戸町に待望の電灯がともりました。
大正時代
●大正5年、馬橋-流山間に流山軽便鉄道が開通しました。また、タクシーやトラック輸送業者も登場し、自転車が普及するなど、交通や輸送手段も大きく変わりました。
●大正8年には、相模台に陸軍工兵学校が開校しました。また、同年、松戸実科高等女学校(大正10年には松戸高等女学校と改称)が創立されました。