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松戸飛行場跡地

正式名称は「逓信省航空局・松戸高等航空機乗員養成所」で、現在の松戸市五香南?松飛台のあたり一帯の地域に存在していた。
設置の目的は民間の航空機操縦士や整備員の養成であったが、帝都防空のための飛行場としても位置づけられ、建設当初から帝国陸軍が深く関与し、その所長も陸軍少将が務めていた。
戦時中はここから飛行53戦隊の屠竜や百式司令部偵察機が飛び立ち、主に夜間迎撃部隊としてB-29からの帝都防衛任務にあたっていた。
対空体当たり攻撃部隊である、震天制空隊も松戸から発進している。
終戦後は、一時期、鉄道講習所が置かれていたこともある。
現在は陸上自衛隊松戸駐屯地として使用されている。
なお、この地の「松飛台」という地名は松戸飛行場に由来するものである。