CoCoT メールマガジン 第42号 2016年7月10日

※このメールはCoCoTの理事・スタッフと名刺交換をされた方や
主催講座にお申込みされた方にお送りしています。
現在1140名の方にお送りしています。

4月14日以降の熊本地震では、
亡くなれた方に心から哀悼の意を表するとともに、
被災された方皆様のご心痛をお察し申し上げます。

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NPO法人CoCoTメールマガジン – Vol.42 –
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ココット 街子  様

「開かれた公共空間」はどんなものなんだろう?
どうしたら、私たちは、手に入れることのできるのだろうか?
既成の制度で管理された公共空間を、
市民が自らの手で生き生きと活動できる空間に変えていくことができるのだろうか?

駅前広場の成功事例集とか、つらつらと、眺めると、
人が行き交うテラスに座りスナックを食べたり、
子どもたちが走り回れる愉快なオブジェがあったりと、
日常的な行為が、パブリックスペースで行われている。
人の生き生きとした生活が、食べたりおしゃべりしたりする日々の些細なふるまいが、
自然に、プライベート空間から出た場で成り立っている。

ーそして、それらは、いくつかのプロセスを経て、今や、活性化の成功事例として、
 秩序を持って緩やかに管理された環境に置かれている。

私は、プライベートな空間と管理されたオフィシャルな空間を橋渡ししていくようなプロセスが見える形になったものが「開かれた公共空間」だとイメージしている。
「開かれた公共空間」は、「緩やかに管理された環境」を市民が創りだし、管理運営に参画する機会があることだと考えている。

ところで、松戸駅東口デッキは、JRと私鉄が乗り入れた駅前広場である。
そこで、2014年から東口商店会と連携してパフォーマンスイベント「ヒカッテルネ!松戸マルシェ」を開催している。
CoCoTが、松戸駅前の東西のデッキイベントに関わって、かれこれ9年。
経済や政治的なものに振り回されながらも、あきらめずに続けている活動の一つである。

最近、行き交う人の生活の履歴がまるで足跡のように刻印されて、
続きが始まっていくという不思議な感覚を持つことがある。
時間と関係が、空間の中に見えてくるような不思議な感覚。
何度も何度も繰り返されながら、イベントがその場限りの賑やかしでない存在になり始めていると感じる。

開かれた公共空間を、市民の手で!

**)「ヒカッテル!松戸マルシェ」とは(**

松戸駅東口周辺の活性化と市民の手で、元気なまちづくりをしていくために、
有志で、手弁当の松戸マルシェ実行委員会を立ち上げました。

毎月第3日曜日、東口商店会まつりの日に合わせて、
持ち込み企画で、音楽イベントや紙芝居・ダンス・大道芸などを道行く市民の方と、楽しんでします。

このイベントは、支援してくださる皆様の寄付で成り立っています。
後援・共催してくださる商店・企業の皆様を求めています。
一般市民の実行委員も募集しています。
イベント企画に興味のある方、ご参加ください。

マルシェ最新情報は>>>>
facebook: https://www.facebook.com/matsudomarche?ref=hl

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CoCoTメールマガジン42号をお届けします。

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1.【コラム】CoCoT10年間のチャレンジ「NPO法人を経営する」 理事 川瀬裕思
2.CoCoTイベント情報 / 活動報告

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★*…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…*★
1.【コラムvol.4】CoCoT10年間のチャレンジ「NPO法人を経営する」理事 川瀬裕思
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資料編:まつど市民活動サポートセンター市民運営の提言)
 NPO法人CoCoTを立ち上げるきっかけとなった
『市民活動の促進とパートナーシップ構築の方針、ならびに「まつど市民活動サポートセンター」の運営・機能に関する提言』の一部を掲載します。
松戸市によって、「新しい時代のパートナーシップを構築するための取り組み」として、
「松戸市パートナーシップ検討委員会」が、平成14年6月から平成15年10月まで設置されました。
委員会からの提言をうけて平成15年1月にまつど市民活動サポートセンターが、
旧健康増進センターの跡施設を利用しオープンしました。
平成15年10月26日には、1年5ヶ月(約180回)の検討成果である提言が市長になされました。(松戸市HPより)
当時、検討委員であった私は、以下の文章を執筆し提言をしました。
この提言が根拠となって、まつど市民活動サポートセンターに指定管理者制度が導入されました。

=======提言書からの抜粋===========
公設公営から公設民営へ自立したセンターに

~なぜ、民営化を目指すのか。
サポートセンターは、さまざまな地域の課題を解決するために活動している市民を支えていきます。その活動が、センターを拠点として発展していくには、施設の利便性を高めていくだけではなく、「人と人」の密接な関係を築いていくことが大切です。
センターと利用者の関係をより対等に近づけるため、さらには公設公営の枠組みでは果たしきれない支援のニーズに、柔軟に応えられるようにするためにも、サポートセンターは民営化を目指す必要があります。

~自立した市民運営
サポートセンターは、市民が「利用」する場であるだけではなく、市民が参加して「創る」場とすることを目指します。そのためには、センターの運営や企画に市民の意見が反映される組織づくりを必要とします。意見の反映される環境は、お互いの立場を尊重し合える自立した関係を創りだすものと考えます。
センターの運営に市民が携わることで、参加する立場の市民と運営する立場の市民が、
尊重し合い、より自立した市民意識を持つことができると考えます。

~民営化へ向けて
現在、『まつど市民活動サポートセンター』の運営は公設公営ですが、将来の民営化に向けての具体的方法を検討しました。その内容に基づき、以下の提案をします。
1.公募市民主体の運営委員会の設置
センターの運営・企画にかかわる市民からの意見を反映させるための意思決定機関として、2004年4月から公募市民による運営委員会を設置します。
運営委員の選考にも民意を反映させるために、運営委員の選考を目的とした運営準備会を2003年11月から2004年3月まで設置します。
2.NPOなどへの運営委託について
運営委託団体の選考基準の決定は、運営委員会に委ねることとします。
2004年度に選考基準の策定、2005年度に委託団体の公募選考、2006年度より委託開始する方向で準備を進めます。

「~パートナーシップでなにが変わるの?~
 市民活動の促進とパートナーシップ構築の方針、ならびに
『まつど市民活動サポートセンター』の運営・機能に関する提言」抜粋
 松戸市パートナーシップ検討委員会 2003年10月26日発行

提言書 → http://www.city.matsudo.chiba.jp/shiminnokoe/enquete/teigen/partnaership-teigen.html
新しい時代のパートナーシップを構築するための取り組み(松戸市HP)→
http://www.city.matsudo.chiba.jp/kurashi/shiminkatsudou/kyoudou_machidukuri/jyourei/sakutei-keika/torikumi.html

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2.CoCoTイベント情報 / 活動報告
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(1)まちばカレッジ 7月
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★「まちばの哲学講座」(全6回)
「~現代社会の読み解き方を学ぶ~国際情勢を読むための哲学講座」
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=====前半1回~3回
近代社会の建て前としての世界普遍価値である人権・自由・平等・博愛・合理・平和という観念がどのように私たちの精神を規定しているか、西洋思想史における主要な思想家たち??特に、社会契約論の思想家??の言説を通じて考察し、現代に生きる私たちがいかに近代主義に規定されているのかじっくり考えてみたい。
=====後半4回~6回
前半の講座のまとめと、これらを踏まえて、近代主義の欠点や保守思想・リベラリズムについて考察し、哲学をより身近なものに引き寄せ、近代主義の陥穽にはまることなく、現在社会の情勢を読み解くための手掛かりについて考える。

前回の講座→ http://cocot2050.blog.fc2.com/blog-entry-134.html

【講師】谷口 隆一郎 氏 (聖学院大学 政治経済学部教授 哲学博士)
=====profile
アムステルダム自由大学哲学大学院博士課程卒業。Ph.D.(哲学博士)。
西欧近代の自由・平等・人権・博愛・合理という価値によって規定されている現代日本社会にとっての、日本の文化と歴史に調和した「近代」の思想的考察がテーマ。
著書に、『横超の倫理』(春風社)、Liberalism and Its Metaphysical Difference(VU University Press)など。
=====

【日程】
前半 第3回 7月16日(土)
後半 第4回 8月20日(土)第5回 9月 3日(土) 第6回 10月1日(土)
*連続講座全6回 / 午後13時30分~16時30分(共通)
【受講料】 全回通しで30,000円(前半15000円 後半15000円 分割可)
【定員】 若干名
*連続講座ですが、中途参加したい方へのサポートもありますので、
受講希望の方は、ご相談ください。

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★語り場交流サロン「車座Debanda!」第9回
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~日頃のモヤモヤを語る会~
◆日 時:2016年7月21日(木)19:00~21:00
◆場 所:「地域活性化センター松戸」セミナーコーナー
◆千葉県松戸市二十世紀が丘戸山町53-1
◆対 象: モヤモヤしてることがある方 モヤモヤを聞いてみたい方
◆定 員:12名ほど
◆参加費:500円
◆ファシリテーター:中尾聡志(NPO法人CoCoT)
NPO法人CoCoT コーディネーター
1978年埼玉生まれ。世田谷区在住。
エンジニア時代にファシリテーションと出会い、技術職から人事へ異動。
研修講師として3年間務め、2010年に退社。
その後、塾講師、地域活性コンサルの会社を経て、2014年7月に独立。
「対話(ダイアログ)」を中心に、ワークショップの企画・運営、場づくり、ファシリテーターの仕事している。
今まで開いてきたワークショップや対話の場の数は200件以上。

また、コミュニケーションの根幹は「聞くこと」であることと考え、
カールロジャースの「パーソンセンタードアプローチ」を基本としたカウンセリングの学習と実践を、
日々の生活の中心に置いている。

◆お申込み: お電話またはメールで (当日のご参加もお待ちしております)
地域活性化センター松戸
tel:047-711-7445 fax:047-369-7445
e-mail : center@npo-cocot.com
facebook:https://www.facebook.com/events/542701569216177/

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<車座Debanda!とは?>
毎月第3木曜日の夜、地域の人たちと車座になって、
「私がこの街で自分らしく生きていくために必要なことは?」をテーマに、
様々な地域課題について、自由に語り合いながら交流できる語り場サロンです。
この街に、この時代に、ここの暮らしに、それぞれが感じてることを持ち寄り分かち合いながら、
これからの暮らしを自分たちでつくっていく、そんな風に思える場を目指して開催しています。
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主催:コミュニティ・コーディネーターズ・タンク(CoCoT)
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◆お申し込みは
mail center@npo-cocot.com (名前と連絡先、参加講座)
電話047-711-7445

◆お申込みフォーム
http://form1.fc2.com/form/?id=8b7b849e9f95d20b

◆会場 「まちばカレッジ」セミナーコーナー
千葉県松戸市二十世紀が丘戸山町53-1

◆まちばカレッジアクセス
http://machibacollege.blog.fc2.com/blog-entry-8.html

◆お問い合わせは、
地域活性化センター松戸
tel:047-711-7445 / fax:047-369-7445
e-mail : center@npo-cocot.com

◎まちばカレッジ ブログ
→ http://machibacollege.blog.fc2.com/

◎まちばカレッジ イベントカレンダー
→ https://calendar.google.com/calendar/embed?src=nqmnev3m4kapp48hdmjdv8nr98%40group.calendar.google.com&ctz=Asia/Tokyo

◎まちばカレッジfacebook
→ https://www.facebook.com/%E3%81%BE%E3%81%A1%E3%81%B0%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B8-716132732007033/

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この事業は「一般財団法人 YS市庭コミュニティー財団」の助成を受けて運営しております。
(http://ys-ichiba.org/index.html)
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(2)「ヒカッテルネ!松戸マルシェ 『音楽のちから』」
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【開催日時】 2016年7月17日(日) 10:00~16:00
【開催場所】 松戸東口デッキ
【主 催】 松戸マルシェ実行委員会
【問い合せ】地域活性化センター松戸
Tel: 047-711-7445 mail : center@npo-cocot.com
実行委員募集中です!!!!
mail : contact@npo-cocot.com
facebook: https://www.facebook.com/matsudomarche?ref=hl

<高山ベン実行委員長のコメント>
毎月第3日曜日松戸駅東口デッキで開催の
「ヒカッテルネ!松戸マルシェ!音楽のちから」今月も元気に開催します!!
お申し込みお問い合わせは、高山ベンオフィシャルメール
ben@ben.nameへどうぞ!!
お手伝いボランティアさん、協賛スポンサー様も大募集中!!!
(※現在実行委員の手弁当にて開催中(涙)
松戸が楽しい文化の街になりますよーに!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
第43号は2016年8月8日(月)に発行予定です。お楽しみに!!

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市民活動・イベント情報をお寄せください!!
CoCoTの会員のみなさまや連携団体の皆さまのイベント活動情報を
メールマガジンに掲載してご紹介いたします。
以下のフォーマットに記載の上、ご返信ください。
発行時期により、掲載できない場合がありますので、ご了承ください。
送り先 → contact@npo-cocot.com

団体名:
イベント名:
日時:平成28年 月 日(曜日)○○:○○~□□:□□
概要:
場所:
交通:
参加費:
定員:
主催/協力:
問い合わせ/申込先:
団体名、担当者名、TEL、FAX、E-mail
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CoCoTメールマガジン第42号2016 年7月10日(日)

地域活性化センター松戸
NPO法人コミュニティ・コーディネーターズ・タンク(CoCoT)
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〒271-0082 松戸市二十世紀が丘戸山町53-1
TEL 047-712-2868 FAX 047-369-7445
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