復興支援

復興支援
被災地が新たな価値を創造できる活力と人材を輩出できる力を持ち、経済活動に繋がるコミュニティの再生を自分たちの手で担える復興支援活動を目指します。
大震災と原発事故、現在そして今後も続く放射能問題。この問題に直面した福島では、これからこの社会を創っていく上で、単なる復興ではなく、経済活動を一体的に捉えた視点が必要なのではないでしょうか。
「コミュニティ活動」と「経済活動」はしばしば矛盾しあいます。コミュニティと経済をいかに一体的なものにしていけるのか。それは生きる場における経済を取り戻す、といったチャレンジです。私たちの復興支援活動は、生きることと働くことが有機的に作用し循環し合う暮らしを見い出し、「いかに生きるのか」を共に探る場を創り出していく活動です。

1.円居の場
(活動がうまれる場づくり~テーマ型サロン~)

「震災を経て表面化した問題、震災からの再生といったテーマを、関心のある者同士が集まって、聴き、語り、考え、表現する場」として、その時その地域にふさわしいテーマが見えてきたとき、そのテーマに合ったゲストを招いて集う場を「円居の場」として開催してきました。この「場」は、気軽に立ち寄れる「お茶のみサロン」的なものではなく、機が熟し、場が必要な時に、開かれる不定期な場です。これまで、いわき市、松戸市、南相馬市で開かれています。

2.いわきまちづくり支援「ポートカフェCoCoTの森」運営
(活動がうまれる場づくり~拠点の運営~)

「ポートカフェCoCoTの森」は、JRいわき駅前平地区の商店街にある高齢者向け衣料品店「もりたか屋」の一角に設置されています。「もりたか屋」は、戦後に建造された3階建ての建物です。昭和の復興期と高度成長期を潜り抜けた日本の経済の縮図を見るような建物です。地元の企業の支援を受けて、「まちづくりと人づくりの拠点」を作っています。

円居の場inいわき
円居の場inまつど