松戸アートラインプロジェクト2010の事業概要
松戸アートラインプロジェクト2010は、2010年10月～12月までの3か月の開催期間に、来場者数述べ37,000人を超え、メディア表出頻度も60件を超え、先端アートとしての作品の質も各方面から評価の高いアートプロジェクトとして実施されました。
このアートプロジェクトは、緊急雇用事業の「空き店舗を活用したまちづくり事業担い手育成事業」と組み合わされて、アートをツールに若い世代にも伝え行くことのできる松戸の歴史的な魅力を引き出すことを目的とした事業です。アートと経済効果を直接的に繋いだ地域活性化事業でした。また、NPO法人が主体者としての表現を盛り込んだ先進的実験的な協定書を松戸市と取り交わし、協働事業としても意義の高いものでした。その意味で、行政の補完的事業に留まらない経済効果を生む民間の自発的な意思に支えられた協働事業です。
この事業をきっかけに、今まで、常磐アートライン事業に存在をアピールできなかった松戸が参画できるようになり、松戸駅周辺活性化事業の先鞭をつけました。
この事業は、現在も、松戸市のＨＰに公開され、CoCoTが受託した22年度事業の実績のもとに、平成23年度・24年度施策方針に取り込まれました。
この事業を通して育った若いスタッフが、現在も松戸のまちづくり事業に携わり、メイン会場であった旧原田米店は、アーティストやまちづくりボランティア団体の活動拠点として現在も活用されていることなど、その成果は有形無形のものとして松戸駅周辺に点在しています。
http://matsudo-artline.com/2010/
事業名：松戸アートラインプロジェクト2010
開催期間：2010年10月～2010年12月
出展アーティスト：31組
展示会場：20か所 旧・原田米店 メイン会場
来場者：のべ37409人
ボランティア登録数：85人
メディア掲載記事数：61本
運営主体：松戸アートラインプロジェクト実行委員会
事業主体：松戸市 NPO法人CoCoT