CoCoT メールマガジン010 2013年11月15日

■□ CoCoT メールマガジン010 2013年11月15日 □■

※このメールはCoCoTの理事・スタッフと名刺交換をされた方にお送りしています。
現在840名の方にお送りしています。

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朝ごと冷気が加わって、寒くなってまいりました。
皆様方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
CoCoTメールマガジン第10号をお届けします。
まるごと松戸ファンドも今年で7回の助成となりました。
2007年から続けて、助成団体38団体。助成総額は138万円になります。
この助成金は全て、松戸に思い寄せるみなさまからの寄付です。
寄付集め担当の代表川瀬はこの季節になると、大きな体から深い息を吐いて、
本人はため息ではないと言っておりますが。。。
2014年度のご支援を皆さまにお願いしているところです!
どんな団体に助成しているのか、どんな活動をしているのか、気になるところですね。

助成団体の活躍を取材しております。
今回は、矢切ねぎぼうずの会の活動をお知らせします。
どうぞ、最後まで、お読みください。(K)

CoCoTメールマガジン第10号をお届けします。
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(事務局 奥原 )

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======== 今号の目次 ========
┏…………………………………………………………………………………┓
目次(1)【第1回 円居の場2013 in いわき 開催報告】
┗…………………………………………………………………………………┛
●■□■ 福島から出来ること。それを続けるということ。■□■

┏…………………………………………………………………………………┓
目次(2)まるごと松戸ファンド助成団体 紹介
┗…………………………………………………………………………………┛
●=矢切ねぎぼうずの会=

┏…………………………………………………………………………………┓
目次(3)連携団体からからの情報提供
┗…………………………………………………………………………………┛
●【仙台】 新現役ネットフォーラム 「東北応援講演会」

========//本 文//========

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(1)【第1回 円居の場2013 in いわき 開催報告】
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★■□■ 福島から出来ること。それを続けるということ。■□■

日時:2013年11月7日(木)18:00~21:00
場所:CoCoTの森/もりたかやアートスペース(いわき駅前商店街3町目、もりたかや施設内)
ゲストスピーカー:藤城光さん(アーティスト&デザイナー、いわき未来会議事務局、PRAY+LIFE主宰)
.
テーマ:「福島から出来ること。それを続けるということ。」
震災後、未来会議やPRAY+LIFEの活動を通して、さまざまな人から震災体験を聞き、記録してこられた藤城さんにお話を伺いながら、参加者全員で、福島でのこれからの活動を改めて考える円居の場を開きました。
円居の場は、支援をする側の皆さんのホッと息の抜ける空間になることも目的のひとつです。
9名の参加者で、しっとりと輪になって語り合いました。
印象に残ったことは、「こんなつらい苦しい体験を語ることが出来ない。」「泣くことが出来ない。」「知らず知らずに、固く身体を
強張らせて気を張っている。」「もういい。24時間引き受けることはできないよ。」と、深い経験の中から語られる言葉でした。

:::::: ゲストスピーカー 藤 城 光さんのメッセージ::::::

「福島から出来ること。それを続けるということ」

それぞれに想いを持ちながら、2年9ヶ月。
地震や津波からの一歩一歩があり、一方で福島の事故は収束してはいない。
疲労が浮上してくると言われている震災後3年~5年を前に、
広角的視野を必要とする福島での活動を改めて見つめ、
長期に活動を続けていくにあたってのよりよい在り方や、
活動体同士の支え合える関係性構築の可能性について、一緒に考えてみたい。
見捨てるものか、守りたい、そんな思いを持った。
これ以上の悲しみ苦しみが増えないために出来ることは何だろう?
フクシマを二度と繰り返さないために出来ることは何だろう?
例えば、各々が抱える傷を癒していくことや
分断や軋轢を気づきや多様性へと昇華させていくこと、
今はまだ不確定な多くの物事を、あとで検証出来る素材として残しておくこと、
人間というものを知ること、過去の事例を知ること、自分たちのことを知ること、
起こりうる災害に備えて、起きたこと伝えるという防災。
小さな小さなことしか出来ないかもしれないけれど、
未踏の経験をしている私たちだからこそ出来ることもあるように思う。
それが、結果として支援してくれた人々への感謝や支援となり、子どもたちを守ることに繋がり、
体験が無かったことにならずに、小さくとも、未来の世界への福島からの贈り物になればと思う。

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藤 城 光 h i k a r i f u j i s h i r o
[個人サイト] http://www.star-fish.jp
[PRAY+LIFE~ふくしまの声~] http://praylife.net
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(2)まるごと松戸ファンド助成団体 紹介
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~~矢切ねぎぼうずの会~~
蔵のギャラリ-・喫茶「結花」(ゆい)運営
同会は松戸市下矢切に埼玉県所沢市元町から移築された古い蔵を再利用したギャラリ-・喫茶「結花(ゆい)」を運営しています。
この蔵は伝統建築物の構造を研究する構造建築家だった同会代表の増田美恵子さんのご主人、一眞(かずま)さんが、
所沢市街地の再開発事業で取り壊されることになった明治8年建築の蔵づくり「灰屋薬局」を見て、昔の匠(たくみ)たちの実力が存分に発揮された構造や外観の素晴らしさに感動し、
「これを取り壊してしまうのは忍びない」と思ったのが移築のきっかけでした。

多くの建築関係者の総力を挙げた協力で解体後、さらに現在地まで運搬して基礎づくりをして復元作業が2000年に完成。
店舗と同時に住居部分(平屋建て約40平方㍍)も店に接続する形で移築されました。
店舗部分は、内装作業をして解体から2年半後の2001年11月にギャラリ-・喫茶「結花」がオ-プンしました。
店名は、日本のかつての農村で労働力を提供し合う助け合いの仕組み「結」と、
下矢切に咲いた一輪の花がやがて地域に実を結ぶようにとの願いを込めて「花」という文字を組み合わせました。

結花は1階が喫茶、2階が会議室(ステ-ジがあって、講演会や各種発表会などもできる)になっています。
築135年以上の蔵作り古民家は、述べ床面積約80平方㍍の大きさで1階はケヤキ、2階はマツで作られています。
1階の天井は三尺ごとに升目状に梁(はり)が組まれた格(ごう)天井で、玄関側には縦2尺(60㌢)、横1尺(30㌢)の太さで、長さ4間(7m20cm)の大梁があって、一見の価値があります。
木のぬくもりと昔風の落ち着いた空間には、ランプ風の薄明かりの照明が点され、
そこにいるだけでもほっとする雰囲気が漂い、現代の家屋にはない癒やしが感じられます。
2階は天井が三重の梁になっていて重厚な造りです。

さまざまな企画を担当している娘さんの増田薫さんは
「古い蔵づくりなので、維持、管理の費用だけでも大変です。経営的には厳しいけれども、日本の原風景である古い町並みが壊されていく日本の現状の中で、伝統建築を保存することの意義、守っていくことの大切さを地域の人と勉強したり、現代の使い捨て文化に対する問題提起や提案をしていきたい。
矢切は伊藤左千夫の名作『野菊の墓』の舞台となった地域ですし、近くには矢切の渡しもありますので、
観光も兼ねてぜひお気軽にお立ち寄りください」と語っています。

詳細は、CoCoTな人々⇒http://cocot2050.blog.fc2.com/blog-category-2.html

◆ 蔵のギャラリ-・喫茶「結花」
〒271‐0096
松戸市下矢切89‐4
TEL:047‐361‐2103
営業時間:11時~18時
定休日:日・月・第一水曜日(歌声喫茶)
【ホ-ムペ-ジ 】http://yui.bananapage.net/

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(3)連携団体からからの情報提供
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★【仙台】第1回 新現役ネットフォーラム in 東北(12/1)
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新現役ネットフォーラム 「東北応援講演会」
~菅原文太氏ほか多彩なゲストと共に~
>>>元気に歩こう!ともに、明日へ!<<<

新現役ネットでは、東北の被災地の皆様に様々な応援活動を行ってきました。
ひとつひとつは小さな支援ですが、永く被災地の皆様と共に歩んでいくことが
大切だと思っています。今回皆様にもっともっと元気になっていただこうと東
北応援講演会を開催いたします。

<講演とパネルディスカッション>
ゲスト:菅原文太氏(俳優)
大山健太郎氏(アイリスオーヤマ社長)
応援ゲスト:斉藤やすのり氏(気象予報士・元衆議院議員)
柳沢剛氏(仙台放送アナウンサー)
ホスト役:福岡政行氏(新現役ネット理事長)
司会:藤沢智子氏(TBC東北放送)
⇒ http://www.shingeneki.com/cgi-bin/event/detail.cgi?EN=13120101
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
第11号は12月13日(金)に発行予定です。お楽しみに!!

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CoCoTメールマガジン010 2013年11月15日

地域活性化センター松戸
NPO法人コミュニティ・コーディネーターズ・タンク(CoCoT)
担当:奥原 小百合

〒271-0092 松戸市松戸2050
TEL 047-366-8909 FAX 047-369-7445
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