人材育成

人材育成
地域の教育力の再生と、コミュニティの支え手となる人材育成を目指します。
特に、中間支援組織での専門性のある人材を養成します。

1.コミュニティ・コーディネーター育成

地域コミュニティには、社会的課題の多様化・深刻化にともない行政サービスだけでは対応しきれない社会的弱者が潜在しています。この人々に対しては、地域のきめ細かな課題に対応できる市民活動やNPOのサービスを提供することが期待されています。これら公益性のあるサービスは1998年のNPO法施行以来、質量ともに増加したものの、そうした情報を、社会的弱者とその支援者が入手し、活用することのできる体制は未整備です。
この状況の中で、多岐にわたる散逸した大量なNPO情報から、必要なデータを引き出し、分析し、文脈化して、情報を有効活用できる“かたち”に咀嚼して、必要とする人や組織に的確に渡すことのできる高度な技術を持った専門職が必要です。この専門職は、情報発信者と情報を必要としている人を繋いでいくサービスのプロセスを明らかにし、このサービスを統合的に把握し管理できる人材です。
私たちは、「情報の目利き」となるコミュニティ・コーディネーターを育成します。

http://www5.cao.go.jp/npc/unei/houkoku/chapter4.pdf
http://www.esd-j.org/esd-co/news/125
復興につなげるプランニング

2.次世代育成「Let’s 体験!!」(若者向け参加体験型地域活動プログラム)

次世代育成「Let’s 体験!!」(若者向け参加体験型地域活動プログラム)
若者が達成感を持ち、行動への意欲を引き出すことを目的に、青少年にコミュニケーション力をつける教育プログラムと、実践の場として社会体験の機会を提供する参加体験型プログラムを組み合わせた事業です。自治体、高校・大学等の教育機関、社会福祉協議会ボランティアセンターなどで活用できるプログラムです。

3.セカンドライフ発見「出番だ!!」
(シニア向け参加体験型地域活動プログラム)

セカンドライフ発見「出番だ!!」(シニア向け参加体験型地域活動プログラム)
高齢社会に対応した社会貢献活動プログラムです。日本人の平均寿命男性が80.21歳、女性が86.61歳(2014年調べ)の時代に、まだまだ活躍できる60歳からのシニアを対象とした、地域社会とつながりを持って生きるライフプランを描くための参加実践型のプログラムです。町会・自治会の人材発掘や現役時代から地域活動体験の機会を提供する企業のインターンシッププログラムとしても活用できます。

4.社会起業家育成セミナー

環境保護、高齢者・障がい者の介護・福祉から、子育て支援、まちづくり、観光等に至るまで、多種多様な地域社会の課題解決に向けて、住民、NPO、企業など、様々な主体が協力しながらビジネスの手法を活用して取り組むことを支援します。地域課題に着目して、生活の中から生まれたアイディアをプランにするための具体的な手法の解説と、参加者の思いを整理し、事業化のためのプランを作成する実践的なセミナーを開催しています。

5.まちばカレッジ
(住む人がつくるまちばの学校)

松戸に関わる知識人や匠を招いて、現代社会の複雑な構造を、歴史、思想、哲学、経済の視点から、じっくりと深く考察し、自らの立ち位置を見つけていきます。市民活動が、流動的で多様なスタイルを持ち始めた今だからこそ、本質に迫る重厚な講座と実践的なノウハウ習得講座を織り交ぜて、まちばの豊かな土壌形成に貢献します。